最新刊と冒険者バイブル買ったけど面白すぎん? 面白いとしか言えない。あとシェイプシフター予想はみごと外れまくっていて楽しかった。そうかあ~髪の毛つやつやはブロンド好みだからかチルチャック! マルシルに恋愛感情とかはまったくなさそうだけど、ブロンドは好みだからそこは気になっちゃうのか! なるほど! って感じでおもしろかった。ほんとうにおもしろいとしか言えてない。
わたしはヤアドが地味に好きなので、その後のようすがわかってよかった。魂抜かれてる~~~。雑に扱われてる~~~~~。いや、不死鳥はヤアドを傷つけないだろうけど、その投擲で骨折れるよ! かわいそう! 不死鳥の調理中ずっとセンシに負ぶわれてるヤアドめちゃくちゃかわいいな。
キメラファリンのカレー食べるとこは不思議の国のアリス感ただよっていておもしろかった。うさぎもいるし、DRINK MEだし。
ライオスがカブルーの名前うろ覚えなのってなじみのない発音だからなのかな。そのうちシュローみたいに変な発音で固まってしまいそう。
そしてシスルとライオスたちの闘いの結果、地味に冒険者バイブル用語集「蟲毒」でネタバレされていて笑う。スポイラーアラートだよ。まだ単行本にそこまで収録されてない! オモロ!
まあなんかいろいろおもしろくてたまらないんですけどうまく言い表せないですね。カブルーが「ライオスとすべてが対照的」といわれていたのがだよな~~~と思った。やつはダンジョン飯以外の漫画なら、主人公になるキャラクターだと思う。動機があって目的があって、でもかなえるだけの力がまだなくてさ。ライオスにも当てはまりはするけど独特すぎるんだよな動機と目的、そしてそれのために講じる手段がよ!
翼獅子のことはまだどう考えていいかわからない。悪魔なんだろうけど、結局悪魔が迷宮の外に出てなにがしたいのかよくわからないよな。ライオスからマルシルにターゲットをうつすときにこりゃ悪役だなって顔してたけど、どうなるんだろ。そもそも、翼獅子はあの国で「守り神」としてあがめられていたということで、悪魔というのは人間たちの勝手な呼び名で、本来は悪も善もないような、意思を持つ強い力っていうだけなのかな?
シスルをライオスたちに倒させてまた迷宮をつくりあげるにしろ、そのあと迷宮の主になるライオスもしくはマルシルには「翼獅子を封印する方法」がすでにノウハウとしてあるわけで、下手をするとまた封印されていいようにつかわれてしまうよなあ。
でもマルシルの「世界のすべての人間をおなじ速度で生きるようにしたい」というのはおそろしく複雑かつ壮大すぎる願いで、それをかなえようとするならかなりの工程が必要。ライオスの願いならまだシスルと同じ規模で動いていくだろうけど、マルシルのはある意味世界を迷宮化しなければかなわない望みだよな。ミスルン隊長が述べていたとおり、悪魔が迷宮から出ることを望んでいるならば、シスルとおなじように迷宮内にある程度引きこもってもかまわないライオスとは段違いでマルシルは都合のいい迷宮の主になる可能性がある。
ただ、やっぱり翼獅子の、というか迷宮の主を決める獣、エルフが悪魔と呼ぶ存在がなにを目指しているのかさっぱりわからないのでどうにもならないな。そもそも、悪魔と呼ばれる存在はみんなおなじ目的を目指しているんだろうか? おなじ種類の生き物なの? ミスルンを食らったヤギも、翼獅子も。よくわからねえなあ。でも迷宮をつくる、迷宮の主を決める、迷宮の主が欲望をつのらせるほどに成長し、形態を変化させるという特徴の相似はある。頭悪くてわからねえ。
とりあえず続きに期待!