始まりの物語、永遠の物語を見たならもう叛逆の物語まで見るしかないじゃない。レンタルしてきてみた。やっぱりほむほむはマミさんが好きと確信しました。いや~好きじゃん……めっちゃ好きだよね……あのひとが苦手だった、だれよりも繊細であのひとのまえで真実を暴くのはいつだって残酷すぎたって……好きじゃん……
ほむほむとマミさんのバトルもアツい、マミさんは絶好調だし。マジカルマスケットとガチ現代銃器のぶつかり合い、アツくないですか。銃器は魔力を消費しない、マジカルマスケットは魔力を消費するぶん思わぬところからの攻撃が可能。アツいわ。
それと本編では魔法少女相手にほぼ負けなしだったほむほむがここで負け続け、というのもおもしろい。いってみれば、ほむほむが本編で負けなしだったのは、能力を知られてないからなんだよね。つねに奇襲をかけていたから勝っていた。でも相手に能力が知られた状態ではほむほむは勝てない。そういう戦いかたを知らない。柔軟性がないんだよね……思い込んだら試練の道をゆくがほむらのど根性だからな。
マミさんに真実をあかさずベベだけ排除しようとするのは、マミさんがほむらにとってだれよりも繊細な少女だったから。さやかをややあなどるのは、さやかがほむらにとって不器用な少女でしかなかったから。でも、叛逆の世界では、マミさんはひとりぼっちじゃないから背伸びもしてない、だから過剰に繊細な少女ではないし、さやかは上条とひとみのことを乗り越えてるから、ただ不器用な少女ではない。ほむらはそのことを認識できないんだよね~。
まどかのことも、記憶のないまどかは「ひとりぼっちになっちゃうなんてつらいこと」というけど、女神になったまどかは概念になることをつらいとは思ってないし、独りぼっちだとも思ってない、それがほむらには認識できない。かつてつらかったことならいまでもつらいはずと思ってる。ほ、ほむほむ~!!! 一途がすぎるでしょ!!!
結局ねえ、続編はあるのかな。もういちどまどかがほむほむを救う話となると、本編になってしまうからなあ。つぎはほむらが自力で救われる話にならないとだめだよね。ほむほむがまどかのためにつくった銀の庭を自分で壊して、自分自身からまどかを助けないとな。しかしそのきっかけをどうつくるのかって話なんだけれども、それはさやかなのかなあ。さやかだけはほむらが悪魔だってことを忘れないらしいから……このさやかとほむほむもエモいよね。さやほむ。もしくはほむさや。