ネットフリックスにまどマギの劇場版(始まりと永遠)があって、思わず見てしまったよね。叛逆はともかく、始まりと永遠はいうてテレビアニメ版の総集編みたいなもんやろ~と思ってスルーしてたんだけれども、まあただならみるよね(いやしい発言)。
結論から言うとおもしろかった。この場面を削るんだなあとかこの場面は残すのかとかいうのが、話における重要度のちがいなのかなあと興味深くみました。あとメガネほむらの回想をどう入れるか苦慮している感じ? が、気のせいかもしれないけどあった気がして、ああ~テレビアニメ版とちがって話を分けられないものねえと思った。そのへんが劇場版とテレビアニメ版のちがいよね。テレビアニメだと話数分強制場面転換が入るからね。
わたしはまどマギだとさやかと杏子が好きなんだけれども、それとはべつの意味でマミさんとほむらの関係性が非常に好きなんだよね。
ほむらはまどか・大好き、マミさん・好き、杏子・普通~嫌いじゃない、さやか・好きじゃない、キュゥべえ・くたばれ、と思ってると感じるんですけど、この、マミさんの立ち位置が絶妙で好き。本編ではほむらはわりとマミさんに対しては譲歩していて、あなたとは戦いたくないとか言うし、マミさんに拒絶されるとけっこう傷ついた顔するんだよね。そしてマミさんがマミったあとにほむらが「魔法少女になるってそういうことよ」って言うとき、冷静な顔してるけど、瞳が揺れてるんだよ。あ~死なせたくなかったんだろうなって。あんなに手ひどく拒絶されつづけたのに。さやかには「殺してあげるわ美樹さやか」なのに(事態が悪くなりすぎてたせいもあるだろうけど)。
もしかしたらあそこまでマミさんがほむらに対して険悪なのは初めてだったのかも。キュゥべえを最初からぶち殺してしまったせいで……なんで無駄とわかってるのにあんなことしたんだろうねほむら。話の都合かな。そのおかげで友達を害されたと思ったマミさんは敵対し、マミさんが敵対することで自動的にさやかにも敵対され(それだけじゃないけど)……という負の連鎖が始まって、死の連鎖もはじまってしまったよな。
なんの話してたんだっけ。とりあえずわたしはマミさんが好き。薔薇園の魔女のときに魔女の口づけを受けた女性が正気にもどったあとマミさんに抱き留められてたじゃん。あのひとになりたいからね。