読み終わったそのとき……ヴァシリ受けを感じた。
突っ込んでいくスッギもすごいんだけど、てか……がみ? とか言っていた軍曹が正気をとりもどして場をまとめようとしているの笑う。すまないが笑ってしまう。イッヌを盾にしようとするなシライシっ! でも肝心なとき助けを待つだけのことはしないシライシはよかったと思います。
そしていくさきざきのおばあちゃんに噛んでもらうつもりだったおコメ……ってそんなにうまかったんか。いくさきざきのおばあちゃんに噛んでもらいたいと思うほどに。しかしふつうカラスはコメに寄ってこねえんじゃねえかなあ~。案の定寄ってきたのはスズメ。スズメって樺太にもいるんだ?
ヴァシリ……めっちゃ気になるんだけど、モノローグがあまりに個人的すぎて、これ、病院抜け出してきたな? って感じがする。ロシア政府が不法入国者、もしくはユルバルスを追ってきたという感じではない。「わたしは死ねなかったぞ」という表現にヴァシリの独特の価値観を感じる。生死をきめるのは狙撃手、そのおまえが攻撃したのに、わたしは死ねなかったじゃないか~ってこと? 狙撃手の名をけがすな的な? それとも単なる死にたがり?
狙撃手とたたかうつもりできたのにヒグマが乗り込んできたヴァシリすごくかわいそう。距離をとれば勝てる! 距離をとれば! って接近戦がダメなら高所とっただけで慢心しちゃダメよ。というか体格よさそうなのにね。そんなに肉弾戦はイケない感じか。スチェンカダメか。
狙撃手がヒャクノスケヤマネコじゃないとわかって「だれだよ」となりつつも戸惑いなく殺意をぶつけていくスッギ、それでこそおまえは不死身の杉元だ! しかし今回は月島の支援もあり、だいぶヌルゲーだったので叫ぶいとまもなかったね。
そしてヴァシリのふところからまろびでるヒャクノスケヤマネコの似顔絵。めっちゃ似てる~! ヴァシリ、絵うま男! ヴァーシャもっと描いて! というかここのところアヒャってるヒャクノスケヤマネコとかばっかりだから、こんなスン……としたヒャクノスケヤマネコは新鮮だよ。
とりあえずヴァシリが仲間にくわわってしまうのかしまわないのか。たぶん不法入国だよなひとのことは言えないけれども。あいつ片目なくしたからもう同等の勝負はできないよって言われてしおしおと帰っていくのかなあ。もう北海道に帰るところだからヴァシリについてこられても困るよなあ。どうなるんだろう。