更新したよ。ずーっとずーっと書きかけだった先代宮田と牧野怜治と『宮田司郎』と牧野慶の話。どのくらい書きかけだったかというと……少なくとも五年。ヤバい。パン生地だったら寝かせすぎてもう腐ってる。その腐った生地を焼き上げた結果が今回の更新。ヤバい。
ゆーてわたしは、牧野怜治という男をわりとひどいやつだと思ってるんだね。牧野慶にのこした遺書があまりにひどすぎない? あんな遺書のこされて「よしがんばろ!」ってならんでしょ。両親から奪い取ってきた子どもに、死ぬ間際だからって泣きごとを書き残すな。自死なのか他殺なのかというのはよくわからないけども。
あと、牧野怜治・宮田涼子兄妹と、牧野慶・宮田司郎兄弟の関係はもしかしたら似ているのかなと思っている。ある意味では宮田涼子がそうなるようしくんだといえるのかも。妹・弟はひたすら兄をうらやむ関係。マニアクスの小説とか読むとあきらかに宮田涼子は宮田司郎に牧野慶をうらやみ、ねたむようにしむけてると思う。自分がそうだったから、おなじ穴のムジナがほしかったんじゃないか。宮田司郎は宮田涼子や美奈のようなしつこい女を疎んでいるようだけど、美奈をえらんだのはほかでもない宮田司郎であるし、宮田司郎自身もあきらかにほんとうにしつこい女のソウルを受け継いだ男なんだよな。少なくとも十年超、兄をうらやみ続けてるんだよ。マジしつこい。もうあきらめて自分の人生を生きていい年数うらやみ続けてる。
SIRENについてはツイッターで昔語り散らしたせいでもう語ることがあんまりないんだけど、書きたい話はけっこうあるので、これからも書いていきたい。と思う。
わたしは遅筆なので更新は基本遅くなると思うんだけど、今回の「天の神様のいうとおり」を書くにあたってほかにふたつみっつくらい並行して書いてたので、つぎは意外に早いかも。というか、「天の神様のいうとおり」はメインで書いてたのより早く書きあがったサブという位置づけだ。
こういう、同時並行で書いてるって話をすると、こんがらがらない? って言われるんだけど、わたしはそう複雑な話とか長い話を書かない(書けない)ので、問題ないのだった。単純な短い話ばっかりだからね。